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生活者 DATA WORKS とは

博報堂DYグループの「生活者 DATA WORKS」とは、国内最大級の生活者データをもとに、従来一方向的で分断されがちなマーケティング戦略とメディア施策を相互に有機的に統合することで、顧客創造・獲得から顧客育成までフルファネルでの成果創出を約束する統合マーケティング・ソリューション群です。

生活者 DATA WORKS

従来の戦略立案~プラニング~施策実行は、「川上から川下」と表現されていたように、一方的にバケツリレーのように流れる形でした。また、それらは必ずしも有機的につながっていませんでした。例えば、戦略的に設定されたターゲットが、実施時にそのままメディア出稿のプランに反映することができないというようなこともありました。また、施策結果の戦略へのフィードバックが十分ではなかったり、時間差が生じてしまうこともありました。
しかし、デジタル時代のマーケティングにおいては、施策の実施の瞬間に新たなデータが生まれ、それがビビッドに戦略に反映され、そこで進化した戦略はダイレクトにメディアプラニングや各種施策に結びつくことが可能です。そのためには「マーケットデザイン」と「メディアデザイン」が相互に密接につながっている必要があります。この2つの輪が歯車のように組み合って、両輪で相互に噛み合いながら回っていくようにならねばなりません。

戦略と戦術、オンラインとオフライン、顧客創造とCRMなど、現在のマーケティングにおいては各所に分断が生じています。世の中のデータドリブンマーケティングのソリューションの多くも、たとえばオンラインでの顧客獲得、テレビとデジタルの統合プラニング、デジタルから店頭への送客など、それ単体としてはある程度機能するかもしれません。しかしそれが個別の施策にとどまっている限り、マーケティングを進化させて大きな成果につなげることはできません。それらを全てシームレスにつなぎ、ある地点で得たデータを狭い範囲での効率向上にとどめず、顧客や市場の理解、戦略構築と新たな施策開発といった全方位に活かしていくことで、顧客の創造~育成が一貫してできるようになる。それこそがデータドリブンマーケティングのあるべき姿です。
生活者 DATA WORKSのソリューション体系は、このようなマーケティングの理想を実現すべく開発されました。

「生活者DATA WORKS」はクライアント企業の業種、目的、場面等に応じて組み合わせて活用できるソリューションが約60種あります。ダッシュボード~ROI解析やモデリング~戦略の策定からマスメディア・オンライン・店頭等の施策実施まで、マーケティングにかかわる多くの機会を一連のものとして扱える体系となっているのが特徴です。その一部をご紹介します。

MARKET DESIGN 領域の主なソリューション

  • マーケティングダッシュボードを活用し、マーケティングデータを統合管理し可視化する
    Vision-Graphics(ビジョン・グラフィックス)
  • 広告や店頭販促などの効果を検証し、マーケティングROIを明らかにする
    m-Quad
  • 大規模購買データを活用したターゲット分析により精緻なマーケティング戦略策定を可能にする
    POS-AD for Insight
  • 意識データ×行動データによる生活者の多角的な分析により、ターゲットごとに最適な統合プランニングを行う
    Querida(クエリダ)
  • テクノロジーの力を活用し、クリエイティブの開発・エグゼキューションを行う
    データドリブン×クリエイティブ

MEDIA DESIGN 領域の主なソリューション

  • 変化する生活者のテレビ視聴状況を精緻に捉え、テレビCMの効果を最大化する
    atma
  • 動画やデジタル広告の掲載面の質を担保しながら、ターゲットに応じた広告配信を可能にする
    Hakuhodo DY MQM_
  • メディアとの連携によりコンテンツマーケティングの開発・運用・検証を支援する
    #SHAKER
  • 検索ワードのデータを活用し、生活者が持つニーズや興味ポイント、モーメントに対応してピンポイントにアプローチする
    クロスワードターゲティング
  • 位置情報データを活用した高精度な広告配信及び来店者分析・来店効果計測を可能にする
    ACTAG(アクタグ)
  • 大規模な購買アクチュアルデータを活用した高精度広告配信を行う
    POS-AD for Execution

 

博報堂DYグループは「生活者DATA WORKS」を今後さらに充実。質の高いマーケティング支援を行い、得意先企業の課題解決に貢献していきます。