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OpenVSLAMを用いたデバイス・OSに依存しない自己位置推定システム
ACADEMIC

VRSJ2020(2020)

OpenVSLAMを用いたデバイス・OSに依存しない自己位置推定システム

博報堂DYホールディングス

  • 大森 和斗

博報堂DYホールディングス

  • 清水 啓太郎

本取り組みでは、複数のARユーザが、ARオブジェクトを空間的に共有するために必要な仕組みを開発しました。例えば家具の購入検討をしているときに、複数人で仮想的な家具を実際の部屋に置いてシミュレーションしてみるときなどに利用することができます。現在、多くのARアプリケーションは一人用のもので、自分の画面で見えているARオブジェクトは他のユーザには見えません。これは、ARデバイスの位置・姿勢が自分のデバイスを起点とした相対座標値で管理されていることが原因です。本研究では、絶対座標を事前に定義し、各ユーザが絶対座標値をもとにAR体験をすることで、ARオブジェクトを空間的に共有することを実現します。本システムは、スマートフォンやタブレット、ARグラスなどにとどまらず、Webカメラ、ドローンなどのカメラの搭載されたデバイスであればARオブジェクトを共有する体験を提供することができます。

第25回日本バーチャルリアリティ学会大会(Open Virtual Exhibition プログラム詳細)

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