万博レガシーを社会実装する異業種3社の挑戦。「医療の手前」にある新たなヘルスケア市場を切り拓く(前編)
BIPROGY株式会社
- 三宅 裕昭
西日本旅客鉄道
- 畑 康介
博報堂
半年間の会期を経て閉幕した大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでは、「カラダ測定ポッド」による未来のヘルスケア体験が提供されました。日常にヘルスケアが溶け込んだ社会の実現を見据え、大阪ヘルスケアパビリオンにおける体験を継続的に提供していくために博報堂、BIPROGY、JR西日本3社で構成される「
万博レガシーの社会実装へ。PHRコネクト共同企業体の挑戦── はじめに、皆様の自己紹介をお願いします。 岩宮 私は博報堂の関西支社でマーケットデザインビジネス推進局に所属しており、ビジネスデザイナーとして事業創出におけるコンサルティングやビジネス設計を担当しています。今回のプロジェクトでは「PHRコネ
パビリオン展示を引き継ぎ、各企業のシナジーで新しい価値を生み出す── 異業種の3社が「PHRコネクト共同企業体」を構成し、今回の事業に取り組むことに至った経緯についてお聞かせください。 三宅 元々BIPROGYでは、医療業界向けに病院の電子カルテシステムなどを提供していましたが、5~6年前から、個人の
「医療の手前のヘルスケア」に見出した生活者のインサイト── 大阪ヘルスケアパビリオンで展示した「カラダ測定ポッド」の反響はいかがでしたか。 三宅 「カラダ測定ポッド」では心血管、筋骨格、髪、肌、歯、目、脳の7項目の健康データを測定できるのですが、当初は世の中的にも、健康予防領域でのデータ利活用に対して
人間のクリエイティビティとパッションが「ロジックの壁」を超える、AI時代の事業開発手法【MarkeZine Day 2025 Autumn 登壇レポート】
Hakuhodo DY ONE
新規事業開発は“総合格闘技”と言えるほど、様々な観点によるビジネスフレームワークやロジックに基づいて、「0→1」を生み出していかなければならない。企業の新規事業立ち上げを支援するコンサルティングサービス「FusiONE(フュージョン)」を展開する、博報堂DYグルー
新規事業開発の能力に「十分条件」は存在しない冒頭、中原は「うまい新規事業の作り方の話はしない」と切り出し、「いかにして良い新規事業支援を受けるかという、あまり語られない問いについて話したい」と述べ、講演の視点を提示した。株式会社Hakuhodo DY ONE チーフAIストラテジスト 中原 柊この問いの答えを
オールラウンドな支援企業が生まれにくい理由外部パートナーは、市場分析や競合調査など論理的・定量的な戦略部分に強みがあるコンサルティングファーム。サービスコンセプトやストーリーテリング、プロモーション施策など、訴求力や販促に長けている広告会社。AIやデジタル技術を活用した新規事業での技術支援が得意なI
広告・テクノロジー・コンサルの3つのケイパビリティを融合した「FusiONE」では、博報堂DYグループではどのように新規事業開発を支援しているのだろうか?新規事業支援サービス「FusiONE」では、単なるコンサルティングサービスではなく、企業の新規事業を支援する際に、デザイナーやクリエイターなど多様
AIは人間の能力を拡張する「思考の補助輪」もともと新規事業支援の市場には、「オールラウンドプレイヤーの会社がいない」という構造的な問題があった。ロジカルとクリエイティブを兼ね備えた人材は極めて希少だからだ。この課題を解決したのがAIの存在だ。創造的かつユニークな発想や緻密な事業計画、市場規模の試算な
AIが進化しても新規事業の成否は「パッション」が鍵を握るセッションの最後に中原は、新規事業開発における重要な要素として「パッション(情熱)」を挙げた。AIやロジックを語った後になぜ情熱なのか?会場の空気を代弁するかのように中原は、精神論ではないと断言する。「私たちは広告会社として、“人の
11/26 (水) 開催|【媒体社必見!】AI と共創するメディアの未来~AIO (AI最適化) の視点から考える新たな戦略~
11/11(火)開催|【2025年版】Amazon広告ブラックフライデー直前対策セミナー ~AI自動化で工数削減&売上最大化の最終準備~
ヒット習慣予報 vol.385『エンタメショッピング』
博報堂
こんにちは、ヒット習慣メーカーズの吉田です。僕は散歩のお供にネタ探しも兼ねて、ネットラジオをよく聞いているのですが、最近ラジオ内でリアル脱出ゲームやマーダーミステリー系のイベントに参加してきた感想を耳にすることが以前より増えてきていると感じています。実際に、脱出ゲームや謎解き系など、いわゆる没入型体
Hakuhodo DY ONE 広告技術研究部レポート「デジタル社会の未来」vol.1 ミュージックテックがもたらした音楽業界大変革
博報堂
音楽ストリーミングの一般化やマーケティングへのデータ活用など、近年の音楽業界は、テクノロジーの進化による激しい変革の真っただなかにあります。具体的な収益構造や市場環境の変化から、注目の次世代音楽クリエイターまで、Hakuhodo DY ONEの永松範之と高橋二稀に、博報堂 研究デザインセンターの島野真が聞
■テクノロジーの進化により激変する音楽産業 島野 今回のテーマはミュージックテックです。以前、音楽業界の方が、「古くはシンセサイザーの誕生から現在のストリーミングビジネスの普及まで、どんな変化も音楽業界は柔軟に受け入れてきた」「音楽業界はテクノロジーによるイノベーションに慣れている」と話していたのが
■AIスタートアップ協働による革新と収益構造の変化 島野 デジタル化の進展によってプレイヤーにもバリエーションが出てきていますよね。アーティストにとっては収益を得るための手段を自ら選べたり、工夫できたりするのも大きな変化です。 高橋 そうですね。特に、多数あるストリーミングサービスに楽曲を配信代行す
■ファンクラブが、複数機能が集約されたプラットフォームへと変貌 高橋 デジタルトレカや限定配信などデジタルコンテンツが急速に増えたことで、ファンの楽しみ方もオンライン中心になってきました。ファンクラブの在り方も変わってきています。たとえば韓国の大手芸能事務所のHYBEが始めた「Weverse」は、フ
■台頭するデジタルネイティブ世代のクリエイターたち 高橋 デジタルネイティブ世代のクリエイターの活躍も目覚ましくなってきました。筆頭は Billie Eilishです。SoudCloudというインディペンデントアーティストの利用が多いストリーミングサービスを活用していたところ、最初の曲がバズって拡散され
対談〈AI PARTNERS〉第9回 「AI Ready」の時代における価値提供のあり方や仕事の進め方
読売広告社
博報堂DYホールディングス
博報堂DYグループのAI研究の拠点「Human-Centered AI Institute」の代表である森正弥が、博報堂DYグループがAIに取り組む意義、また企業のパートナーとして提供できる価値について対話を通じて掘り下げていく連載〈AI PARTNERS〉 。今回は読売広告社デジタルコンサルティングセンタ
企業のパーパスやDNAに沿ってAIが判断する時代へ 森 目まぐるしく変化するAI技術ですが、読売広告社(以下、YOMIKO)では現状の市場環境をどのように捉えていますか? 立田 AI技術の進化が加速する中で、YOMIKOでは「GAME CHANGE PARTNER」というビジョンを掲げ、クライアントの事
企業のパーパスは「AI前提」へアップデートする 森 少し気が早い話かもしれませんが、逆の見方で考えてみると、企業のパーパス自体も、AIエージェントがパーパスを遵守しながら行動することを前提に設計しなければならないという話になってきますよね。パーパスも 「AI Ready」の時代に入ってくると考えると、す
人間とAIが共鳴する“ソフトな距離感”を理解しておく 森 社員のAI活用についてはどのようにお考えですか? 立田 人間の頭脳と違って、AIは常にアップデートされてパフォーマンスが向上していくので、その時点で最も優れたAIを引き出して業務に活用できることが重要です。クライアント
データ・クリエイティブ対談【第16弾】「目的」と「思い」がテクノロジー選択の基準となる ゲスト:テクノコア 松尾公也氏
株式会社テクノコア
- 松尾 公也氏
各界の識者を招き、広告ビジネスを越えたテクノロジーやデータ活用のあり方について対話する連載「データ・クリエイティブ対談」。今回は、長年テクノロジーメディアに関わりながら、独自のコンテンツ制作と発信を続けている松尾公也さんともに、テクノロジーと「人」や「思い」の関係について語り合いました。松尾 公也氏テ
亡き妻の声や姿を再現するプロジェクト 島野 対談コンテンツ「データ・クリエイティブ対談」は今回で16回目となります。今回は、「テクノエッジ」編集部 シニアエディターとして活躍している松尾公也さんをお招きしました。松尾さんはテクノロジー領域の編集者・ライターとして活躍される一方で、近年は生成AIの可能性
生成AIで「その人らしさ」を再現するには 篠田 僕から松尾さんにお聞きしたいテーマは、大きく3つあります。1つ目が、「その人らしさとは何か」というテーマです。僕は広告会社におけるデータサイエンティストという立場で、テレビ番組制作や観光プロモーションにAIを活用する仕事に取り組んでいます。直近では、過
GPSデータによって思い出が可視化される 篠田 お聞きしたい2つ目のテーマは「データの使い方」です。「妻音源とりちゃん」の制作には、写真、イラスト、音声など、奥様が残されたさまざまなデータを使われています。そういった貴重なデータがあるからこそ、生成AIを使って優れたアウトプットを生み出すことができる
「何をやりたいか」という問いの重要性 篠田 最後に3つ目のテーマをお聞きしていきたいと思います。「最新のテクノロジーへのキャッチアップの方法」というテーマです。僕は今、データテクノロジー部という部署のリーダーを務めています。メンバーは12人いて、週に1回の部会でそれぞれがテクノロジーに関する最新のニ
「声」が企業の宝になる日 ~AI × ボイスソリューションが実現する商談力アップの方法とは? ~
デジタル変革の次なるフロンティアは、これまで見過ごされてきた「音声データ」です。 単なる効率化を超え、顧客の感情や市場の動向といった生きた知見の宝庫である音声は、企業の競争優位性を決定づける戦略的な資産となりつつあります。本セミナーでは、音声データがもたらす革新的な可能性と、それを戦略的に活用するため
LINEヤフーとの協業で始動した「Butterfly project」。データ活用で見えてきた適材適所のタレントキャスティング
LINE株式会社
- 湯川 小春氏
博報堂とLINEヤフーは、両社の保有するデータを掛け合わせたフルファネルマーケティングの強化を目的に、2025年7月31日に協業を発表しました。関連リリース:博報堂、LINEヤフーとフルファネルマーケティングの強化を目的に協業し、潜在層アプローチからLTV向上までの施策を最適化する「AaaS wit
LINEヤフーのデータ活用で感覚に頼らない“意思決定”が可能に── はじめに、自己紹介と今回の取り組みでの役割を教えてください。 永作 私はプラットフォーマー戦略局に所属していて、初任配属からずっとプラットフォーマー関連のデータを扱ってきました。私たちの役割は、デジタルプラット
キャスティングを最適化できる仕組みでファンやスポンサー獲得を支援── 今回の取り組みについて詳しく教えてください。 永作 今回の取り組みはサッカークラブの事例だったのですが、キャスティングの成否を決めるのは、ファンがどう受け止めるかだと私は捉えています。コンテンツとタレントの「相性」を測るうえでは、フ
生活に根ざしたYahoo!ニュースのフォローデータから「ファン度」を可視化する── 今回の取り組みを実践してみての気づきや良かった点は何ですか? 永作 分析結果が出てきた時に、ある種予想通りのところも多かったんですが、「自分の感覚で捉えていたことが数字として裏付けられた」のは大きかったですね。 感覚的
データとコンテンツの融合がもたらす「新しい価値」── 今後データを使った取り組みをどう広げていきたいか、それぞれの思いをお聞かせください。 永作 自分自身、コンテンツビジネスを盛り上げることには強い関心がありますが、以前まではデータやデジタルとコンテンツがうまく結びついているイメージがあまりなく、どち


