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体験型ストアを活用して新規事業の受容性検証を支援する 「X-PROTO」
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体験型ストアを活用して新規事業の受容性検証を支援する 「X-PROTO」

「X-PROTO(エクス-プロト)」は博報堂のブランディングとイノベーションの専門組織である博報堂ブランド・イノベーションデザインと、体験型ストアb8ta(ベータ)を運営するb8ta Japanと共同で提供する、b8ta内の展示空間を活用した新規事業のテストマーケティング手法です。

社会がデジタル化し、生活者とブランドが常時・双方向でつながるようになった昨今では、D2C(Direct to Consumer)ブランドビジネスのように、商品やサービスそのものだけでなく「購買前から購買後までのブランド体験全体」を価値として提供するビジネスが次々と生まれています。
これと連動し、事業ローンチ前に行われる受容性調査においても、体験全体の統合的な受容性を検証するニーズが高まっています。しかし既存のテストマーケティング手法では、プロダクトのみ、Webサイトやアプリのみなど一部分の検証しか行えず、リアルやデジタルの様々なタッチポイントを横断した検証の方法がないことが課題でした。

博報堂ブランド・イノベーションデザインとb8ta Japanは、この課題を解決する新たな受容性検証の手法として「X-PROTO」を開発しました。
b8taの展示室内に、検証したい新規事業やサービスの想定カスタマージャーニーに沿って、「実際の商品などのリアル(フィジカル)要素」と「動画コンテンツなどのデジタル要素」を連続的・統合的に体験できる状況を再現。来訪した生活者の行動データやアンケート結果などを分析し、関心度や購入の受容性を定量的・定性的に検証することが可能です。

「X-PROTO」の主な特長
・ b8ta Japanの半個室「エクスペリエンスルーム」の中に、ブランド体験の全体像を展示で再現します。空間をゾーニングし、行動追跡型サイネージを活用したダイナミックな映像コンテンツの提示や商品の展示を通じて、来場者がサービスの全体を時系列で体験できる空間を演出します。
・ 展示空間内の各ポイントで行動データを計測。博報堂DYホールディングス マーケティング・テクノロジー・センターが開発した、実空間の生活者動線データとサイネージ配信ログデータを関連付けて解析する技術を活用します。この技術により、展示室に来訪した生活者の実際の行動を計測し、商品やコンテンツに対する認知、興味関心、理解、購買に至るまでの一連の受容性を分析・検証できます。
・ 事業目的やサービスの特徴に応じた検証計画に基づく展示の設計と運営、取得データ分析による改善案の提案など、ローンチに向けた一連のサポートを行います。

「X-PROTO」は、D2Cブランド開発を支援する博報堂ブランド・イノベーションデザインのプログラムソリューション「D2C Design Studio」の知見と、体験型ストアの運営を行うb8ta Japanが共同開発した、サイネージを活用したデジタル店舗体験によるソリューションです。展示室に来訪した生活者の実際の行動を計測し、商品やコンテンツに対する認知、興味関心、理解、購買に至るまでの一連の受容性を分析・検証します。
博報堂とb8ta Japanのクライアント企業にご提供し、両社が協働して企業の新規事業開発やブランドの立ち上げを支援していきます。

■本ソリューションで取得できるデータ
展示空間への入室者数や、サイネージへの接触者数や接触時間、滞在時間、アンケート結果などを分析することで、定量的・定性的な分析が可能です。
・認知・興味喚起・理解・検討・購入の受容性
・購入意向層・興味関心層の属性
・各コンテンツの内容に関する定量データ
・商品・コンテンツ・サービス全体の改良に関する定性データ

■b8ta (https://b8ta.jp/)
b8taは2015年に体験型ストアを米サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープン。Retail as a Serviceのパイオニアとして約5年間新しいソリューションを先導。ミッションとして「リテールを通じて人々に“新たな発見“をもたらす(Retail Designed for Discovery.)」を掲げています。実店舗への出品をまるでオンライン広告を掲載するのと同じくらい手軽なものにし、消費者に世界中のイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供します。

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