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ECモールのデータを収集・統合・管理する EC特化型の分析ダッシュボード「クロコマボード」
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ECモールのデータを収集・統合・管理する EC特化型の分析ダッシュボード「クロコマボード」

「クロコマボード」は、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下 DAC)のコマースDX横断対応組織「CROSS COMMERCE Studio」が提供する、ECマーケティングにおける意思決定を多⾓的に⽀援する分析ダッシュボードです。
ECモールでの物販事業を展開する企業向けにECモールのデータを収集・統合・管理し、国内3⼤ECモールでのSOV分析も可能です。本サービスは、博報堂DYグループのEC領域に特化した組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」の取り組みの⼀環です。

▼「クロコマボード」サービス概要図

EC市場の拡大とともに競合商品や店舗の数は増え続けており、企業は独自の価値提供や他社との差別化が一層求められるようになっています。それに伴い、売上や広告レポートによるデータ分析の重要性が高まり、特に大手ECモールにおける売上ランキングや検索結果順位など、市場データの収集自体が困難な場合もあります。
このような課題を解決するため、DACの「CROSS COMMERCE Studio」では、ECモールでのあらゆるデータの収集・統合・管理を行い1つのダッシュボードでデータを分析するソリューションを開発し、「クロコマボード」を提供するに至りました。

■「クロコマボード」とは
「クロコマボード」は、企業のECマーケティングにおける意思決定を多角的に支援する分析ダッシュボードです。Amazonを中心に、売上や広告レポート、商品情報やECモールのマーケットデータなど、各種APIに対応し複数のデータを一元管理することが可能です。これにより、点在するデータの集計工数を大幅に削減し、戦略立案や改善施策の分析に時間をかけることができます。本サービスでは、「CROSS COMMERCE Studio」が提供するコンサルティングサービスのベース機能として統合レポートを提供し、また、オプション(有料)でSOV分析や売れ筋ランキング分析などの機能も提供します。

<ベース機能>
売上・広告データのレポート統合機能
従来の方法では複数の管理画面から様々なレポートデータをダウンロードして集計・加工を行いますが、「クロコマボード」では一部のAPI接続により集計作業を自動化することで、作業工数の削減を実現します。また、DACの運用知見を活かしたレポートフォーマットを型化することで、見るべきデータや指標が整理され、現状把握や課題の発見がしやすくなります。現在はAmazonと楽天市場の一部データに対応しています。

▼ダッシュボードイメージ

<オプション機能(有料)>
①SOV分析機能
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3大ECモールでの検索結果ページにおける自社・競合商品のSOV(Share of voice:広告出稿量・メディア露出量のシェア)を可視化します。広告枠による掲載も日別で把握できるため、競合商品がどの時期に入札を強化しているのか等の分析が可能です。

▼ダッシュボードイメージ

②売れ筋ランキング分析機能
Amazonにおける特定カテゴリに対する売上ランキング推移を可視化し、自社商品の立ち位置とターゲットとなる競合商品を把握します。ランキング上位を占めるブランドや商品の特徴を分析し、広告運用でのターゲティングや商品ページの改修などに活用することが可能です。

▼ダッシュボードイメージ

■CROSS COMMERCE Studioについて
DACの「CROSS COMMERCE Studio」は、ECモール、自社EC、ソーシャルコマースに関する既存のサービス、ツール、ソリューションを1つに統合し、eコマース領域を横断的かつシームレスに支援する体制。施策管理・進行および、各個別領域を横断したシームレスな形でのコンサルティング、ツール・制作機能を提供し、企業のeコマース領域におけるマーケティング活動の最適化支援を行います。

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