「攻めと守りのクリエイティブ法務」#02
Hakuhodo DY ONE
前編では、生成AIと著作権をテーマに、技術革新がもたらす法的・倫理的課題と、それに対する国際的な動向を概観しました。生成AIはまさに進化の途上にあり、法整備や社会通念も変化していく過渡期にあります。だからこそ、継続的な情報収集と議論が不可欠です。今回は、この現状を踏まえたHakuhodo DY ONE独
「攻めるクリエイティブ」と「守る法務」を。このような現状から、現在のクリエイティブでは、表現の自由と法規制のバランスを取ることが、これまで以上に重要な課題となっています。特に、AIを活用した広告やプロモーション、医薬品・健康食品のマーケティングにおいては、企業がコンプライアンスを維持しながらも、攻め
クリエイティブと法務の両立を実現するパートナーへクリエイティブと法務の両立は容易ではありません。しかし、それを可能にするのがHakuhodo DY ONEの「クリエイティブ法務」です。それは社内インフラの単なる「チェック機能」ではなく、法的リスクを適切に管理しながら、最大限にクリエイティブの可能性を引き
持続可能な社会実現のための医療AIとデータ活用
ファストドクター株式会社
- 水野 敬志氏
今勢いのあるAIスタートアップを紹介し、そのトップランナーと語り合うシリーズ対談「Human-Centered AI Challengers」。第3回は、テクノロジーの力で「生活者の不安と、医療者の負担をなくす」をミッションに掲げるファストドクターの代表取締役 水野 敬志氏をお迎えし、マーケティング・テクノ
テクノロジーで医療現場に変革を起こす 森 まずは水野さんのこれまでのご経験・経歴やファストドクターへ参画された経緯を教えてください。 水野 外資系戦略コンサルや大手IT企業でキャリアを積んできたのですが、かねてより2040年に迫る超高齢社会を見据え、「社会保障の問題」に取り組みたいと一貫して考えてい
AI活用によって1日数千件の相談対応と医療品質を両立 森 ファストドクターでは1日かなりの件数の医療相談を受け付けているそうですが、その中でAIを活用してお医者さんの移動経路の最適化を図る、あるいは緊急度の判定やトリアージを補助していると伺いました。この辺りの具体的な取り組み内容について教えてくださ
日本の医療に欠けている「アウトカム」の蓄積と流通 森 データやDXの観点において、日本の医療界にどのような課題があると感じてらっしゃいますか? 水野 日本の医療で最も不足しているのは「医療品質のアウトカム」と考えています。現在の医療データでは、検査や処置の履歴は蓄積されていますが、その結果として患者
AI時代に求められる「人間側の思考のあり方」 水野 国としてAIの枠組みが整備されつつあるものの、社会や患者さん、医師が医療AIを受け入れるまでにはなお相応の時間がかかるのではないでしょうか。というのも、自分の人生に関わる重大な病気に直面したとき、「どこまでAIに判断を委ねてよいのか」という心理的な
「行動データ」と「意識データ」の融合が新しい価値を創造する 米岡 ファストドクターの今後の展望についてお伺いさせてください。「1億人のかかりつけ機能を担う」というビジョンを掲げてらっしゃいますが、AIやDX技術を活用した技術基盤やデータ活用戦略を構想されているのでしょうか。 水野 さきほど、日本の医
AI時代の買物予測 ~AIに求める「38の役割」から紐解く、変化の兆し~
2025年に発表し反響を呼んだ、AI時代の新購買行動モデル「DREAM」。その起点であり、最も大きな変化が起きている「D(Dialogue=対話)」にフォーカスしたセミナーを開催します。 本セミナーでは、約1万件のSNS分析から特定した、生活者が買物においてAIに求める「38の役割」を公開します。さら
「法規制の最前線」#01
Hakuhodo DY ONE
本稿では、生成AIと著作権に関する喫緊の課題を、日米欧における法制度の相違点や国際的な議論の現状を踏まえ、解説します。生成AIを活用する企業やクリエイターにとって、生成AIと著作権の問題は、事業展開において無視できない重要なテーマです。創造的な活動の未来を左右するこの重要な論点について、本稿を通じて
技術革新と社会への適応生成AIの登場は、単なる技術的進歩にとどまりません。それは、創造行為そのものの定義を根底から揺るがす変革です。人類の歴史を振り返ると、技術の発展は常に社会の受容と対峙しながら、新たな倫理的・法的課題を生み出してきました。印刷技術が宗教改革を促し、写真が美術の概念を揺るがし、映画
生成AIと著作権・技術と法の交差点現在、生成AIの発展に伴い、著作権をめぐる議論が世界中で活発化しています。AIは膨大なデータを学習し、新たなコンテンツを生成しますが、その過程で既存の著作物をどのように扱うかが、著作権法の観点から大きな争点となっています。そもそも著作権法は、人間の創作活動を保護する
2025年6月時点での結論:国際的な統一見解はまだ確立されていない著作権法はもともと、人間による創作物を保護するための制度です。しかし、AIという「非人間的な創作者」の登場により、私たちは根本的な再考を迫られています。現時点では、国際的な統一見解はなく、各国の法制度によって対応が異なるのが実情です。
エージェンティックコマースサミット ~ 店舗経営者ラウンドテーブル ~
本イベントは、株式会社カインズの高家代表取締役社長をはじめ、株式会社博報堂のコマースコンサルティング局 局長 徳久らが登壇。店舗事業者の経営層を対象(※10 店舗以上の規模を統括する部長レイヤーの方を含む)にとした限定 100 名の特別なイベントとなっております。2026 年 1 月、「NRF 2026」で大きな注目
開催日|2026.04.21 15:00- 【完全保存版】Amazon広告の基本がまるわかり!初心者のための完全入門ガイド(アーカイブ配信)
ヒット習慣予報 vol.407『朝クリ』
博報堂
ヒット習慣メーカーズの中川です。みなさん早起きしていますか?私は最近、長らく染みついていた夜型から朝型に生活スタイルを切り替えたのですが、そのせいか、すこぶる体調が良いです。早起きしてすぐ会社に行くのではなく、朝の時間を有効活用して、軽く運動をして、お風呂に入って、ちょっとした個人的な創作活動をして
AI時代のコマース支援に求められるものとは
forest
- 湯原 伸悟
- 石川 森生
- 森 祐太
博報堂
博報堂DYベンチャーズ
博報堂DYベンチャーズが、EC領域における「事業継承型M&A」を手掛けるforestに出資したのは2025年10月でした。博報堂DYグループとともにビジネスを成長させていくパートナーとなったforestの湯原伸悟氏、今年1月にforestグループにジョインしたRESORT(ECサイト構築・運
EC事業者に特化した「事業継承型」M&A 猪倉 はじめに、forestという会社についてご説明いただけますか。 湯原 2021年に創業し、これまで22件のM&Aを成功させてきました。「森」を意味するforestという社名には、種類や大きさの異なるさまざまな木が集まることで、多様でしな
ECビジネスをめぐる現在のトレンド 猪倉 昨今のECをめぐるトレンドについてうかがっていきたいと思います。様々な得意先を支援するHAKUHODO EC+としては、近年のECビジネスの市況についてどう感じられていますか? 桑嶋 よく感じているのは「今の生活者の購買動向」をいかに捉えられるか?が改めてカギ
事業責任をクライアントと分かち合う 猪倉 これまでそれぞれのお立場で、そういった課題に対応してこられたと思います。課題解決における最も重要な視点とはどのようなものですか。博報堂DYベンチャーズ 猪倉 丈史 桑嶋 私はクライアントに、「私たちが事業に対する責任を持たせていただくことで、取り組みをサステナブ
人に頼むか、AIに頼むか 猪倉 博報堂DYグループは、「人間中心のAI」というビジョンを掲げて、全社的にAI活用を推進しています。ECとAIの関係についてご意見をお聞かせください。 湯原 ECにおけるAI活用はほぼ必須になっていると言っていいと思います。商品企画、デザイン、需要予測など、オペレーショ
求められるコミュニケーション力とブランド力 猪倉 これからの時代において、コマース支援、コマースコンサルティングに求められるものは何か。それぞれのお考えをお聞かせください。 桑嶋 ひと言で言えば、コミュニケーションだと思います。クライアントとの緊密なコミュニケーションが必要なのは昔からのことですが、
NTT・渡邊淳司×博報堂Humanity Lab 触覚研究のパイオニアがめざす、言葉を越えたコミュニケーションとは
NTT株式会社
- 渡邊 淳司
デジタルやバーチャル、AIが生活に深く入り込み、日常の多くが“画面越し”に完結するようになった今、生活者はあらためて身体性を伴った自分の感覚で得られる体験を求めるようになっています。本記事ではHumanity Labの金じょんひょん、伊藤幹、伊勢山暁子が、触覚研究のパイオニアで
命を感じる、触覚 金 渡邊さんは、心臓の鼓動を音ではなく手のひらの触覚で感じる「心臓ピクニック」や、いろいろなテクスチャーを組み合わせることで言葉を使わずに自己紹介する「触感名刺」といった、触覚を使ったコミュニケーション・ツールを研究・開発されてきました。いろいろな感覚のなかでも触覚を手段にしたコミ
触覚の魅力は、その複雑さにある。 伊藤 一般に「触覚の研究」と聞くと、圧力や温度、質感といった肌の表面で感じる物理刺激、いわゆる五感としての「触覚」の研究が思い浮かびますが、渡邊さんは、たとえば大阪・関西万博にも出展した「ふれあう伝話」では、離れた場所にいる人同士が振動でやり取りをしていたように、単
失われているのは、触覚の「多様性」 伊藤 Humanity Labでは、現代人の感覚についてのアンケート調査を行っています。 その中で、「デジタル化が行き過ぎて、人間として大事な感覚・感性が失われている」と思っている人が4割にのぼることが明らかになりました。さらに「現代社会で最も失われていると思う感覚
重さ・周波数・ベクトル…肌触りの豊かな触覚体験 伊勢山 Humanity Labで開発を進めている「HUMAN TEXTURE」は、人の肌のテクスチャーには心を穏やかにする力があるのでは?という考えをもとに開発しました。公開実験を行い実際に触ってみた感想をもらったところ、「穏やか」以外の感
「AIの普及に必須の視点とは」博報堂DYグループのAI責任者が語る“共創エージェント”戦略
博報堂DYホールディングス
博報堂DYホールディングスの執行役員 Chief AI Officerである森正弥が、2月17日、18日に都内で開かれた「KAIGI GROUP フォーラム」(宣伝会議主催)に登壇した。森はAIエージェント普及の鍵が、単なる自動化や効率化の追求ではなく、生活者の「感情」に寄り添う「共創」にあると提言。生活者調
「AIをまとった生活者」の登場-タイパよりも大切なもの2026年はAIエージェントの本格的な普及が進むと予測されるが、森は「このままではAIエージェントは普及しない」と警鐘を鳴らす。その理由は、現在のAIエージェントに関する議論には「生活者の視点が決定的に欠けている」からだと指摘した。博報堂DYグル
企業が目指すべき「共創エージェント」というあり方生活者の変化を踏まえ、企業が開発すべきは自動化・効率化を目的としたエージェントではなく、「共創エージェント」であると森は提言する。共創エージェントとは、生活者と企業の間をつなぎ、双方向の理解を深めるAIを指す。感情とデータの視点で生活者を深く理解し、そ
従業員・AI生活者との「対話」が新たな価値を生む「共創」の思想は、消費者との関係構築だけでなく、従業員エンゲージメントの向上にも応用されている。従業員インタビュープログラム「ボボットウ」は、AIキャラクターが従業員一人ひとりにインタビューし、仕事へのこだわりや本音、熱量を引き出すサービスだ。これによ
AI導入の罠、組織パフォーマンスの低下一方で、森はAI導入がもたらす負の側面にも言及した。近年、「AIを使うと組織・チームのパフォーマンスが落ちる」という研究報告が相次いでいるという。特に、「AIが情報を収集・分析し、人間が意思決定する」という分業モデルは、パフォーマンスを著しく低下させることがわか
均質化の先へ-企業が持つべき「3つのA」とは?もう一つの脅威は、AIが生み出す「均質化社会(Homogenization)」である。誰もがAIを使うようになると、アウトプットが似通ってしまい、差別化が困難になるという問題だ。これらの課題を乗り越えるために、企業は何を目指すべきか。森は、AIによる効率


