生成AI時代のメディアの未来② 【対談】新聞社×生成AIで描く、地域の未来戦略とは
新潟日報社/新潟日報生成AI研究所
- 佐藤 妙子
博報堂
デジタル化の加速に生成AIの登場と、激変するメディア環境。そんな中、新潟日報社は昨年、新潟日報生成AI研究所を設立。生成AIの研究開発と社会実装ビジネスを展開しています。取り組みの狙いや今後の展望などについて、博報堂 グループメディアビジネス推進局の新美妙子が同研究所の執行役員兼主任研究員の佐藤妙子氏
生成AIの活用で、地域の未来を切り拓くという挑戦 新美 まずは株式会社 新潟日報生成AI研究所の誕生の背景と、概要についてうかがえますか。 佐藤 ご存知の通り、新聞の発行部数は減少の一途を辿っており、人材不足や高齢化によって、販売店が新聞を配るというサービスの提供もどんどん難しくなっています。こうした
培ってきた信頼と新しい技術で地域の課題解決に臨む 新美 地域内外でさまざまな企業連携を進めているとうかがっていますが、詳しく教えていただけますか。 佐藤 第四北越フィナンシャルグループは、早くから当社の取り組みに関心を寄せてくださっていて、連携協定を結ばせていただきました。地方銀行は地域の企業に向け
新聞社発のコンテンツが若い世代に再評価されている 新美 新潟日報の安全で正確な情報を活用して新潟を活性化させていく。そのもう少し先の未来に見据えているものはありますか。 佐藤 生成AIで地域を越境できると思っています。地方紙発の生成AI研究所ができただけでも、新潟に注目いただけることが増えましたし、
ヒット習慣予報 vol.386『お出先調達』
博報堂
こんにちは。ヒット習慣メーカーズの佐藤諒平です。だいぶ涼しく(もはや肌寒く)なってきており、外出しやすいシーズンですね。外出するのは気分転換にもなり好きなのですが、ただ私にとって、外出と切っても切り離せない存在が「忘れ物」。無くしてしまうほどではないのですが「家に置いてきてしまった!」「外出先で置い
マーケティングシステムの今~マーケティング&ITの実務家集団が語る事業グロースへのヒント【vol.14】マルチエージェントに学ぶ理想の組織と人間の役割
博報堂
マーケティング活動において、データとテクノロジーが果たす役割は年々高まっています。データ基盤整備やCDP(カスタマーデータプラットフォーム)活用、マーケティングオートメーション、AI活用といった言葉は、もはや特別なものではなくなりました。一方で、それらを「実際の事業成長」に結びつけられている企業は、
AIが「一人」から「チーム」へ進化する時代まだまだAIの世界では大きな変化が起き続けています。これまでは一つのAIをいかに賢くするか、という競争が中心でした。しかし今では「個」の性能アップだけでなく、AIたちによる「チーム」の構築が進んでいます。この変化を象徴するのが「マルチエージェント型」の「AI
「AIチーム」はどうやって働くのかAIたちが一つの「チーム」としてうまく機能するための方法は、優れた人間組織の運営方法から設計されています。それは、チームに共通認識を形成すること、監督者が適切なマネジメントを行うこと、各専門のサブエージェントが個性を持ってタスクを進めていくこと、の3点で示すことがで
結論:AI時代に私たちが作るべきチームと人間の役割マルチエージェント型の最新AIが実現しているチームとは、ルールが明確で、必要な情報が整理され、多様性をもって建設的な対話が繰り返されるチームです。これは、そのまま人間の組織の理想像と重なります。そのため、AI活用を検討するプロセスそのものが、自社の組
創造的な問いによりAIとともに導く「別解」そして、もう一つ、AI時代に不可欠な人間の役割があります。それは、AIに対して創造的な「問い」を立てることです。AIが何でもやってくれるだろうと期待し、浅い問いを投げ続けると、その発想はAIが得意な既存の知識の組み合わせ(チャンクの近い発想)に留まってしまい
Google検索「AI モード」の日本語対応と、マーケティングへの影響
Hakuhodo DY ONE
2025年9月9日、Google 検索における「AI モード」の日本語提供が開始されました。この新たな機能は、従来の検索体験を大きく変え、私たちの情報探索のあり方に変革をもたらす可能性を秘めています。しかし、この変化はマーケティング戦略にどのような影響を与えるのでしょうか?本記事では、「AI駆動マーケテ
「AI モード」日本上陸2025年9月9日、Google 検索における「AI モード」が日本語で提供開始されました。※英語での「AI モード」提供は2025年8月21日より開始「AI モード」は、従来のGoogle 検索と比較し、より複雑な問いに対して文脈を理解したり、文脈を補完しながら、ユーザーが本当にたどり
米国の状況米国のSEO支援企業「Semrush」の調査結果からは、「AI モード」導入後の変化の兆しが見えてきます。出典:Semrush,Google AI Mode’s Early Adoption and SEO Impact, Semrush Blog, Accessed 09 Sep 2025‐「AI モード
「AI モード」提供に伴うマーケティングの変化米国事例から推察すると、日本語ユーザーに対する提供直後の利用率も数%前後のスタートとなり、そのうち90%以上がゼロクリックになることが見込まれます。移行は想定より緩やかに進むものの、浸透や理解が進むことで利用率は上昇していくため、スタート時点の数値で判断す
まとめGoogle 検索における「AI モード」の提供は、生活者の検索行動に変化を促し、企業にとっては集客戦略の転換を迫る可能性があります。特にAIOの実行や長期的なブランド育成を目的とした出稿ポートフォリオの見直しは、今後のマーケティングにおいて重要性が高まるでしょう。一方で、世の中でセンセーショナル
万博レガシーを社会実装する異業種3社の挑戦。「医療の手前」にある新たなヘルスケア市場を切り拓く(後編)
BIPROGY株式会社
- 三宅 裕昭
西日本旅客鉄道
- 畑 康介
博報堂
万博レガシーの社会実装に向けて、博報堂、BIPROGY、JR西日本による「PHRコネクト共同企業体」では、「医療の手前のヘルスケア」領域における新たなサービス開発に取り組んでいます。前編に続いて後編では、実証実験で見えてきた“兆候”やビジネスの可能性、今後の事業の展望について
枠組みに縛られない異業種3社ならではの連携── 3社が一緒に取り組んだからこそ実現できたのはどのようなことでしょうか? 岩宮 2025万博の府市パビリオン向けに開発され、いま駅ナカでも活躍している「カラダ測定ポッド」は、「体験時間をいかに短くするか」を追及して開発されています。6分間のポッド体験のなか
実証実験で見えてきた生活者が求める“ヘルスケア”の本質── 現在JR大阪駅などに設置している「カラダ測定ポッド」の実証実験で見えてきた“兆し”や“気づき”は何かありますか?カラダ測定ポッド 岩宮 「カラダ測定ポッド」は、&ldqu
「カラダ測定ポッド」の健康データ活用で万博レガシーの事業拡大を目指す── 今後の事業についての展望をお聞かせください。 三宅 本格的なサービス開始は来年4月を想定しており、そのタイミングでスポット利用やサブスクなど複数のメニューを提供していくのを視野に入れています。 ただ、ポッドの利用料だけで事業を回
PHRコネクト共同企業体が「結節点」となって未来のヘルスケア体験をつくる── どのような企業との連携を想定されていますか? 岩宮 様々な企業が健康データの活用や健康関連商品の開発を試みている一方で、それをどう効果的に届けるかという点に苦労していると感じています。 今回の大阪ヘルスケアパビリオンでは、多
万博レガシーを社会実装する異業種3社の挑戦。「医療の手前」にある新たなヘルスケア市場を切り拓く(前編)
BIPROGY株式会社
- 三宅 裕昭
西日本旅客鉄道
- 畑 康介
博報堂
半年間の会期を経て閉幕した大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでは、「カラダ測定ポッド」による未来のヘルスケア体験が提供されました。日常にヘルスケアが溶け込んだ社会の実現を見据え、大阪ヘルスケアパビリオンにおける体験を継続的に提供していくために博報堂、BIPROGY、JR西日本3社で構成される「
万博レガシーの社会実装へ。PHRコネクト共同企業体の挑戦── はじめに、皆様の自己紹介をお願いします。 岩宮 私は博報堂の関西支社でマーケットデザインビジネス推進局に所属しており、ビジネスデザイナーとして事業創出におけるコンサルティングやビジネス設計を担当しています。今回のプロジェクトでは「PHRコネ
パビリオン展示を引き継ぎ、各企業のシナジーで新しい価値を生み出す── 異業種の3社が「PHRコネクト共同企業体」を構成し、今回の事業に取り組むことに至った経緯についてお聞かせください。 三宅 元々BIPROGYでは、医療業界向けに病院の電子カルテシステムなどを提供していましたが、5~6年前から、個人の
「医療の手前のヘルスケア」に見出した生活者のインサイト── 大阪ヘルスケアパビリオンで展示した「カラダ測定ポッド」の反響はいかがでしたか。 三宅 「カラダ測定ポッド」では心血管、筋骨格、髪、肌、歯、目、脳の7項目の健康データを測定できるのですが、当初は世の中的にも、健康予防領域でのデータ利活用に対して
人間のクリエイティビティとパッションが「ロジックの壁」を超える、AI時代の事業開発手法【MarkeZine Day 2025 Autumn 登壇レポート】
Hakuhodo DY ONE
新規事業開発は“総合格闘技”と言えるほど、様々な観点によるビジネスフレームワークやロジックに基づいて、「0→1」を生み出していかなければならない。企業の新規事業立ち上げを支援するコンサルティングサービス「FusiONE(フュージョン)」を展開する、博報堂DYグルー
新規事業開発の能力に「十分条件」は存在しない冒頭、中原は「うまい新規事業の作り方の話はしない」と切り出し、「いかにして良い新規事業支援を受けるかという、あまり語られない問いについて話したい」と述べ、講演の視点を提示した。株式会社Hakuhodo DY ONE チーフAIストラテジスト 中原 柊この問いの答えを
オールラウンドな支援企業が生まれにくい理由外部パートナーは、市場分析や競合調査など論理的・定量的な戦略部分に強みがあるコンサルティングファーム。サービスコンセプトやストーリーテリング、プロモーション施策など、訴求力や販促に長けている広告会社。AIやデジタル技術を活用した新規事業での技術支援が得意なI
広告・テクノロジー・コンサルの3つのケイパビリティを融合した「FusiONE」では、博報堂DYグループではどのように新規事業開発を支援しているのだろうか?新規事業支援サービス「FusiONE」では、単なるコンサルティングサービスではなく、企業の新規事業を支援する際に、デザイナーやクリエイターなど多様
AIは人間の能力を拡張する「思考の補助輪」もともと新規事業支援の市場には、「オールラウンドプレイヤーの会社がいない」という構造的な問題があった。ロジカルとクリエイティブを兼ね備えた人材は極めて希少だからだ。この課題を解決したのがAIの存在だ。創造的かつユニークな発想や緻密な事業計画、市場規模の試算な
AIが進化しても新規事業の成否は「パッション」が鍵を握るセッションの最後に中原は、新規事業開発における重要な要素として「パッション(情熱)」を挙げた。AIやロジックを語った後になぜ情熱なのか?会場の空気を代弁するかのように中原は、精神論ではないと断言する。「私たちは広告会社として、“人の
11/26 (水) 開催|【媒体社必見!】AI と共創するメディアの未来~AIO (AI最適化) の視点から考える新たな戦略~
11/11(火)開催|【2025年版】Amazon広告ブラックフライデー直前対策セミナー ~AI自動化で工数削減&売上最大化の最終準備~
ヒット習慣予報 vol.385『エンタメショッピング』
博報堂
こんにちは、ヒット習慣メーカーズの吉田です。僕は散歩のお供にネタ探しも兼ねて、ネットラジオをよく聞いているのですが、最近ラジオ内でリアル脱出ゲームやマーダーミステリー系のイベントに参加してきた感想を耳にすることが以前より増えてきていると感じています。実際に、脱出ゲームや謎解き系など、いわゆる没入型体


