【イベント映像公開】Art Thinking Forum Tokyo誰のためのトランスフォーメーション?(オンラインイベント)
博報堂ブランド・イノベーションデザインは、アート×インダストリーのコラボレーション領域で活躍する方々をゲストに迎え、オンライントークイベント「Art Thinking Forum Tokyo誰のためのトランスフォーメーション?」を3月に開催しました。
今回のイベントでは、“誰のためのトランスフォーメーション?”をテーマに、昨今取り沙汰されるDX(デジタルトランスフォーメーション)の目的を再考する機会にしたいと考え、トランスフォーメーションは一体誰のものか、技術革新の先にどんな生活が描けるのか、などアートが社会に投げかける問いに対してどう応じるかを議論しています。
イベント初日に開催されたセッションとして、IDEOの会長、そしてkyu collectiveの副会長ティム・ブラウン氏、アルスエレクトロニカ(Ars Electronica)の共同CEOであり芸術監督のゲルフリート・シュトッカー氏、博報堂 取締役常務執行役員の藤井久が、今起きているDXからデジタル革命を広く捉え直し、生活者体験の創造や社会のデザインについて、アートシンキングやデザイン・シンキングの垣根を越えて、語り合ったセッション映像を公開いたします。
【セッション詳細】
■セッション名
誰のためのトランスフォーメーション?
デザインシンキング×アートシンキング×生活者発想
IDEO×ARS ELECTRONICA×HAKUHODO -よりよい「トランスフォーメーション」のために
■登壇者
ゲスト:
・ティム・ブラウン氏 Chair of IDEO, Vice chair of kyu Collective
・ゲルフリート・シュトッカー氏 Ars Electronica Co-CEO / Artistic Director
・藤井久 博報堂 取締役常務執行役員
司会:
・小川絵美子氏(Ars Electronica)
・竹内慶(博報堂)
■セッションの概要
「DX」は、「デジタル技術が人間生活のあらゆる側面に引き起こす、あるいは影響を与える変化として理解することができる」と本来は経営文脈ではなく社会一般の変化を表す意味でした。効率重視や業務改善ではなく、社会や生活者の生活や社会をより良くするDXとはどういうことかをデザインシンキングとアートシンキングの垣根を超えてディスカッションしていただきます。
※このセッションはWIREDで記事が掲載されました。
イベント2日目には、以下2つのセッションも実施されました。
【セッション詳細】
■セッション名
Transformation for Innovation
伝統と革新-100年続くパーパスの実現
■登壇者
ゲスト:
・福原志保氏 アーティスト / 研究者
・緒方壽人氏 デザインエンジニア / Takramディレクター
・細尾真孝氏 株式会社細尾 代表取締役社長
司会:
・田中れな(博報堂)
■セッション概要
テクノロジーが変えていく環境と人間の関係性に着目し、世代を超えて未来に何を残したいかを考えるセッションです。激変していく世界で、過去から学ぶもの、未来に受け継いでいくものを各実践から紐解き、これからの社会に必要なトランスフォーメーションの本質に触れていきます。
※当セッションはこちらからもご覧いただけます。
【セッション詳細】
■セッション名
Transformation for Society
「つなぐ/つながる」から考えるDigital Well-being
■登壇者
ゲスト:
・渡邊淳司氏 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員
・市原えつこ氏 メディアアーティスト
・清水陽子氏 アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ リサーチャー&アーティスト
司会:
・桟敷北斗(博報堂)
■セッション概要
身体的・精神的・社会的に満たされた幸福な状態であるWell-being。生活者が主体的に繋がり合い、健康で幸福に暮らすことができる社会を形成するために、デジタルテクノロジーやデータをどのように活用していけるか。それぞれの観点からお話いただきます。
※当セッションはこちらからもご覧いただけます。
【関連リンク】
▼Ars Electronica top page
https://ars.electronica.art/futurelab/en/
▼Art Thinking Program
https://ars.electronica.art/futurelab/en/projects-art-thinking-program/
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