「顧客情報」の有効活用で実現するロイヤル顧客の創り方(後編)
キャンペーンに参加してくれたお客様は自社のロイヤル顧客予備軍です。特に流通チャネル経由で商品を販売しているメーカーにとっては、誰が、どのくらいの頻度で、自社の商品を購入してくれているのかを直接的に知る方法がありません。
キャンペーンのたびに集めた顧客データを廃棄するのではなく、Campaign LABTM(キャンペーンラボ)を活用し、定期的なマストバイキャンペーンやFSP(フリークエントショッパーズプログラム)により実際の購買者や購買頻度を見える化し、集まった顧客データをベースにOne to Oneコミュニケーションを実施することで、顧客の育成・ロイヤル化を実現します。
前編はこちら
◆キャンペーンプラットフォーム構築のコストと期間を削減
Campaign LABTMには、オープンキャンペーン・ベタ付け・マストバイキャンペーン・ポイントプログラム等、さまざまなキャンペーン機能が最初から実装されています。実施したいキャンペーンの種類にあわせて簡単に設定することができるので(複数キャンペーンの同時公開も可能)、ローコストかつスピーディーなキャンペーンの実施・継続が可能になります。
◆キャンペーンへの集客を効率化
Campaign LABTM上でキャンペーンを継続して展開していくことで、キャンペーンの応募者データが蓄積されていきます。これらのお客様に新しいキャンペーンを直接お知らせしていくことで、キャンペーンのベースとなる参加者が見込めるようになり、キャンペーン認知獲得コストの効率化につなげられます。また、SNSでのキャンペーン拡散機能も装備しているため、顧客発信型(Customer to Customer)でのキャンペーン認知最大化も実現します。
◆顧客データを有効活用し、顧客LTVを最大化
Campaign LABTMで集めた顧客の属性やアンケート回答、キャンペーン参加状況などの顧客データに基づいたセグメンテーションにより、お客様ごとに最適なメッセージを出し分けるなど、コミュニケーションの最適化を図っていくことでブランドロイヤルティを高め、顧客LTVの最大化を実現します。コミュニケーションの最適化・ロイヤル顧客化には、大広が提供するデータプラットフォーム「customart」をあわせて活用いただくことで、施策実施後の顧客のクラスタ間移動を確認し、コミュニケーション対象者を抽出して実行することも可能です。また、Campaign LABTMを全社のキャンペーンプラットフォームとして採用いただき、ブランドをまたいだ1顧客:1ID管理でのプラットフォームとしても活用することで、自社複数ブランドの併買顧客を把握し、企業全体の顧客LTVの最大化を図ることも可能です。
◆キャンペーン運用の負荷を軽減
キャンペーンの開発~実施~運用、キャンペーン事務局の運営など、キャンペーン実施に必要なプロセスを大広グループでワンストップ対応します。これにより、複数の会社とのミーティングや会社間の調整が不要となり、企業の宣伝・販促担当者の皆様の負荷軽減を実現します。
◆国内最大級のDMP「AudienceOne®」との連携にも対応
Campaign LABTMは、博報堂DYグループの生活者DMP(データマネジメントプラットフォーム)の核となるAudienceOne®との連携が可能です。AudienceOne®と連携することで、Campaign LABTMで取得した顧客情報に、行動データや意識データを付加・統合したマーケティング活動の実施も可能になります。
顧客IDを活用したマーケティング施策は、ぜひ大広におまかせください。
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株式会社 大広 アクティベーションデザイン統括ユニット アクティベーションセンター 局長総合広告会社、Webマーケティング会社、CRMエージェンシーを経て、2010年に株式会社大広に入社。デジタルソリューション担当部署に配属となり、食品・飲料、化粧品・医薬品、金融・保険、情報通信などのクライアントを担当。
2016年4月より現職において、顧客ID情報の活用によるロイヤル顧客の育成=アクティベーションデザイン®に取り組んでいる。受賞歴は2013 DMA国際エコー賞 BRONZE賞など。