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テレビ番組を通じてデジタルコンテンツを配布できるスマートフォンアプリ「Card Hunter」
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テレビ番組を通じてデジタルコンテンツを配布できるスマートフォンアプリ「Card Hunter」

「Card Hunter(カードハンター)」は、博報堂が発足した「HAKUHODO Blockchain Initiative」(博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ)が、ユナイテッド株式会社および原本株式会社と共同開発したスマートフォン(スマホ)アプリです。ブロックチェーン技術を活用して、トークンとして実装されたデジタルコンテンツを、リアルタイムでテレビ番組を視聴している生活者に一斉配布することができます。

新たなテクノロジーが登場し発展する中、生活者のメディア環境や視聴行動も変化してきています。一方メディアにおいても、テクノロジーの進歩により、生活者が主体的に参加して楽しめる、双方向の新しい番組作りが可能になっています。

「Card Hunter」は、デジタルコンテンツを安全に管理できるブロックチェーン技術を活用した、生活者参加型のテレビ番組を実現します。アプリにはエヴィクサー株式会社の音声認識技術が組み込まれ、番組中にデジタルコンテンツの情報を埋め込んだ音響透かし※1を放送すると、アプリがそれを検出。テレビ番組を視聴している生活者が、アプリ上でデジタルコンテンツを受け取ることができます。

2019年12月に実施の技術検証では、テレビ神奈川の音楽情報バラエティ「関内デビル(毎週月曜~金曜 23時30分~放送)」の番組内で、出演者の12種類のオリジナルトレーディングカード(出演者6名x2種類)の情報を埋め込んだ音響透かしを12回にわたって放送。視聴者は「Card Hunter」を通じ1回の放送で1種類のトレーディングカードを獲得でき、最終的に全12種類を集めると、番組からオリジナルのプレゼントを受け取ることができます。

■テレビ神奈川の番組「関内デビル」での技術検証と「Card Hunter」の画面イメージ

「Card Hunter」により、生活者はテレビの視聴を通じて、情報だけでなくデジタルコンテンツといった価値も受け取ることができるようになります。HAKUHODO Blockchain Initiativeはブロックチェーン技術を活用し、テレビのこれまでの「多くの生活者に情報を一斉に届ける媒体」から、「多くの生活者に価値を一斉に届ける媒体」への進化に寄与することを目指します。

※1「音響透かし」
音声信号に電子暗号化した文字や画像などの情報を埋め込む技術

■「Card Hunter」アプリダウンロードページ
<AppStoreからのダウンロード>
<GooglePlayからのダウンロード>

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