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サイバーフィジカル技術を活用してブランド体験を開発する「サイバーフィジカル・ブランディング」
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サイバーフィジカル技術を活用してブランド体験を開発する「サイバーフィジカル・ブランディング」

「サイバーフィジカル・ブランディング」は、博報堂が提供する「ブランド・トランスフォーメーション」(※)による企業支援の一環として、サイバーフィジカル技術を活用してブランド体験を開発するプログラムです。産総研の技術コンサルティングを活用し、開発。サイバーフィジカル技術で “次世代型の五感ブランド体験”を創出します。

内閣府が掲げる“Society 5.0”では、現実世界(フィジカル空間)とサイバー空間が高度に融合した未来社会の到来が謳われています。そこに生まれる「サイバーフィジカル空間」では、企業やブランドが生活者に提供するサービスや体験も、“サイバーフィジカル空間での最適な設計“が求められていくと考えられます。
博報堂は、生活者を起点としたブランド発想の事業変革「ブランド・トランスフォーメーション」を推進するため、サイバーフィジカル技術を活用したブランド体験の検討をいち早く進めてきました。

今回提供を開始する「サイバーフィジカル・ブランディング」は、五感ブランディングなどブランド体験開発のエキスパート集団である博報堂ブランド・イノベーションデザイン(博報堂BID)が、サイバーフィジカル技術を活用して、新たな時代の企業のブランドづくりを支援するプログラムです。プログラムの開発にあたっては、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)の技術コンサルティングを受け、サイバーフィジカル空間における人の感覚・認知・行動に関する技術的な知見を活用しています。
博報堂BIDの生活者やUXに対する深い知見と、最先端の研究・テクノロジーを組み合わせ、現実世界とサイバー空間の情報を掛け合わせてブランドの魅力を楽しむ“次世代型の五感ブランド体験”を創出していきます。

本プログラムは、サイバーフィジカル技術の活用により、今までになかったブランド体験や新しい価値を生活者に提供します。たとえば、AR技術や瞳孔径計測を活用した買物体験のケースでは、
・現実空間より自由度が高い商品検討ができる
・自分が感じたことがデータで可視化され、納得感のある商品選択ができる
・生産現場を多感覚情報で体験することで、ブランドへの関心や好意が高まる
といった買物の楽しさや納得感を生活者にもたらし、ブランドへの好意・共感を醸成していくことが可能です。

「サイバーフィジカル・ブランディング」プログラムについて

■プログラムの概要
博報堂の専門組織である博報堂ブランド・イノベーションデザインが、サイバーフィジカル空間に関する最先端の研究・技術を活用しながら、サイバーフィジカル空間における生活者とブランドの新たな関係を創造するプログラムです。

■プログラムのアウトプットイメージ
以下はアイデアの一例です。商品・サービスの課題に応じて、生活者のインサイトをとらえた企画や適切な技術の選択を行い、サイバーフィジカル空間を活用したブランド体験を構想・実装していきます。

【現実の指輪の上にARでさまざまなジュエリーやリングのデザインを重ねる「AR試着」】


 

【瞳孔径や凝視時間などの自分のデータを振り返り、検討の参考に(左)】
【工房などの生産現場を360°映像で体験(右)】


 

【多感覚情報を組み合わせた空間開発やイベント開発(左)】
【生産者や顧客になりきるインナーブランディング(右)】


 

■プログラムの進行イメージ


 
本プログラムは「コンサルティング・フェーズ」と「開発フェーズ」の2段階で進行します。
「コンサルティング・フェーズ」では、クライアントの課題・テーマに対して、博報堂ブランド・イノベーションデザインのコンサルタントが研究者の協力を得ながら、課題の深掘りを行います。技術視点や認知科学視点、デザイン視点での分析を踏まえて、ブランディングのための機会領域、具体的なアイデアを発想します。
「開発フェーズ」では、最新の研究知見や科学的なエビデンスに立脚しながら、アイデアを生活者が体験できる具体的な施策「ブランド体験」として具現化します。


(※)ブランド・トランスフォーメーション(BX) 
社会・生活者起点のブランド発想で実現する、オールデジタル化時代の事業変革。
生活者とモノが常時接続し、その接点に新たなインターフェースが生まれる「生活者インターフェース市場」が拡大する中、 「ブランド」のあり方も共創型、参加型へと大きく変化しています。博報堂は、これからの事業変革 ・事業成長の鍵は「ブランド」にあると捉え、最先端のデジタル技術を積極的に活用しながら、企業の「ブランド・トランスフォーメーション」を支援・推進しています。

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