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博報堂DYメディアパートナーズ、Yahoo! JAPAN、DAC、マーケティングソリューションの研究・開発を行う「株式会社Handy Marketing」を2016年に設立

昨今、デジタルマーケティングにおける広告主の関心は、マス広告との統合プラニングやデータドリブンマーケティングの実践にあります。そこで、博報堂DYメディアパートナーズ、Yahoo! JAPAN、DACの3社は、各社のデータ分析・プラニングノウハウを最大限活用したプラニングツール開発、及び関連サービスの開発を行います。

次世代型メディアプラニングツール「Handy Media Planner」

昨今、デバイスやコンテンツの多様化、ユーザーのメディア接触行動の変化に伴い、企業のマーケティングにおいては、オフラインとオンラインの統合メディアプラニングや広告予算の最適化など、より高度かつ横断的なソリューションが求められています。
そのような中、Yahoo! JAPANはテレビの実視聴とWeb行動データを統合した調査パネル「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」を構築しました。そして、このたび3社は、「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」を用いて「Handy Media Planner」を構築、提供することに合意し、今後「Handy Media Planner」を活用して広告主のマーケティングをより強力に支援してまいります。

Yahoo! JAPANによる「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」の構築(※1)
「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」は、関東・関西に居住する約8,000人の調査モニターの24時間365日のテレビ 実視聴データとYahoo! JAPANサイトの行動データを紐づけたYahoo! JAPANの調査パネルです。同パネルを活用し、例えば、同一モニターのテレビCM視聴行動と検索行動の関連性や、テレビCMとインターネット広告接触の複合効果などを分析できるようになります。

3社による「Handy Media Planner」の活用
「Handy Media Planner」では、約8,000人の「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」の広告接触などのデータを含めた10万人規模のテレビCMおよびインターネット広告の広告効果データを活用し、テレビCM と PC・モバイルのインターネット広告を組み合わせた最適な出稿パターンを提示します。また、あらかじめ決められた出稿計画におけるリーチや認知、態度変容を推計することも可能です。テレビCMとインターネット広告を同一指標で評価することで、それぞれの最適な出稿計画を導くことができます。

博報堂DYメディアパートナーズは総合メディア事業会社として、クロスメディアのプラニングやソリューションを広告主向けに提供してきました。また、Yahoo! JAPANは、クロスメディアの最適な予算配分を算定する特許(特許第5153926号)(※2)を取得するなど、同領域における取り組みを進めています。
この両社によって2016 年に設立されたHandy Marketingは、データマーケティングに特化し、メディア横断の統合マーケティングの研究、ソリューション開発を行ってきました。
今後も、データマーケティング領域において3社での取り組みを強化し、企業のマーケティング活動をより高度に支援してまいります。

※1「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」は、同パネルのモニター規約に個別に同意いただけた約8,000人のモニターで構成されており、データの取得および利用に際しては規約に則って適切に行われています。

※2 複数の媒体に広告出稿している場合に、広告予算の最適配分する最適化システム、最適化方法、最適化プログラムに関する特許。具体的には、(1)広告予算を所与としたときに広告効果が最大となるような出稿パターンを算定する手法、あるいは(2)広告効果を一定としたときに広告予算が最小となるような出稿パターンを算定する手法。Yahoo! JAPANは広告主の広告効果最大化を目的として、2012年に本特許を取得しマーケティングにおける研究を継続してきました。

ヤフーのパネルデータなどを活用したTVCMプラニングソリューション 「Handy Media Insight」

さまざまな広告主が、TVCMの評価指標として、消費者のオンラインでの購買や会員登録、資料請求など、広告主サイト内でのアクションへの寄与度を用いるケースが増えてきています。そのため、TVCMプラニングにおいても、オンライン上のアクチュアルデータを有効活用したプラニングを求める声が高まっています。
「Handy TV Insight」は、「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」から取得するTV視聴ログ、Yahoo! JAPANサイトの行動データや、広告主サイトのコンバージョンデータなど、目的に応じたさまざまなデータを活用し、オンライン上でのアクションを最大化する効果的なTVCMプラニングを提示します。たとえば、Yahoo! JAPANが提供する広告経由で蓄積したコンバージョンデータをもとに、今後コンバージョンする可能性が高いユーザー層を抽出、それらユーザー層の番組視聴傾向を明らかにします。これにより、広告主のKGI(Key Goal Indicator / 重要目標達成指標)に直接的に貢献する、より高度なTVCMプラニングが可能となります。
博報堂DYメディアパートナーズ、Yahoo! JAPANが「Handy TV Insight」を開発・提供し、多様なデータをTVCMプラニングに活かす分析をHandy Marketingが担います。

博報堂DYメディアパートナーズ、Yahoo! JAPAN 、Handy Marketing の3社は、引き続きデータマーケティングに特化し、メディア横断の統合マーケティングの研究、ソリューション開発に努め、企業のマーケティング活動をより高度に支援してまいります。

※「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」は、関東・関西に居住する約8,000人の調査モニターの24時間365日のテレビ実視聴データとYahoo! JAPANサイトの行動データを紐づけたYahoo! JAPANの調査パネルです。

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