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ヒット習慣予報 vol.226『ベスト前髪キープ』
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ヒット習慣予報 vol.226『ベスト前髪キープ』

こんにちは。ヒット習慣メーカーズの植月です。
7月に入り、猛暑日が続いていますね。
徐々に外出機会が増えているものの、外に出るだけで汗が出てくるので、夏ならではの汗ケアを実践されている方も多いのではないでしょうか?
今回のテーマは、そんな汗ケアの中でも、汗による前髪への影響をケアする「ベスト前髪キープ」です。

なぜ突然前髪?と思われたかもしれませんが、特に若い世代では7割以上が“前髪=ベストな自分をつくるもの”と認識しているほど、重要なパーツになっています。

出典:株式会社ウテナ 前髪がきまれば最強の私たち!前髪にこだわる Z 世代の意識調査(https://www.utena.co.jp/pdf/20220314.pdf

以前までは、そんな前髪のベストな状態をキープするためのものとして、髪のスタイリング剤を使うしかない印象でしたが、最近はその手法も富んできました。今回は、常に最高の前髪をキープしたいと考えている方たちが実践している「ベスト前髪キープ」を紹介します。

まず、前髪をおでこにくっつける「前髪専用のグルー」です。
この商品は、おでこに塗って前髪を貼り付けることで、前髪の浮きや割れを防ぎ、ベストな状態の前髪を保てるようになっています。従来のスタイリング剤のように前髪に吹きかけて前髪を固めるのではなく、おでこ側から離れないようにすることで、ガチガチに固めすぎずに自然と固定できることを強みとしています。特に写真を頻繁に撮る若い世代にとっては、アプリで修正しようにも前髪だけは不自然になってしまうことから、常にベストな状態を自然とキープできる点が支持され、想定以上の人気商品となっているようです。

他にも、「肌用のパウダーをおでこや前髪にはたく」という方法があります。
肌用のパウダーといえば、下地やファンデーションの後にサラサラ感やツヤツヤ感を出すための仕上げのような役割で使われることが多いですが、実は前髪に使っている方も増えているのです。おでこや前髪につけることで、その後汗をかいたり皮脂が出てきたりしてもサラサラした仕上がりをキープできるようです。

また、「ドライシャンプー」を使うという手もあります。
ドライシャンプーとは、頭皮や髪を、水を使わずにシャンプー後のようなさっぱりした状態にしてくれるアイテムで、スプレータイプやパウダータイプなどいろんなものがあります。水が必要ないことからどんな場所でも使え、頭皮の脂をおさえるとともに髪をサラサラな状態に戻してくれるので、前髪がべたつく際にも大活躍します。

では、なぜ「ベスト前髪キープ」が増えつつあるのでしょうか?
理由は大きく2つあると考えられます。
1つ目は、マスク生活の長期化です。
マスクがあることを前提とした際、口元が隠されていて見えている部分の大部分を占めるのが前髪になります。だからこそ、自分のイメージを左右する大きいパーツとして捉えられ、これまで以上にケアに気を配るようになっているのではないでしょうか?
2つ目は、ナチュラル志向です。
これまでもスタイリング剤はあったものの、さらに新しい方法が模索されるのは、“一生懸命ケアしている感”が出さずに前髪をキープしたいという思いが強まってきたからだと考えられます。メイクも少し薄目が最近のトレンドになってきていますが、同様に前髪も固めすぎずに自然に整っている状態をキープしたいという欲求があるのかもしれません。

最後に、「ベスト前髪キープ」のビジネスチャンスとしては下記のようなことが考えられるのではないでしょうか? 

「ベスト前髪キープ」のビジネスチャンスの例
■朝に使うことでその後の皮脂量を調整できる「おでこ専用洗顔料」を開発する。
■形状記憶がしやすくなる「前髪専用ヘアオイル」を開発する。
■スマートウォッチに、皮脂や汗の量を測定し、前髪がべたつきそうであることを事前に教えてくれる「べたつきアラート機能」をつける。

私自身は、髪のセットが苦手なのでドライヤーで乾かすだけで終われるように前髪パーマをかけているのですが、それを始めてから楽で最高な毎日を過ごしています。もし最近汗や皮脂等での前髪崩れが気になっている方が周りにいらしたら、これらの対策をぜひ教えてあげてみてください。

▼「ヒット習慣予報」とは?
モノからコトへと消費のあり方が変わりゆく中で、「ヒット商品」よりも「ヒット習慣」を生み出していこう、と鼻息荒く立ち上がった「ヒット習慣メーカーズ」が展開する連載コラム。
感度の高いユーザーのソーシャルアカウントや購買データの分析、情報鮮度が高い複数のメディアの人気記事などを分析し、これから来そうなヒット習慣を予測するという、あたらしくも大胆なチャレンジです。

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  • 第一ブランドトランスフォーメーションマーケティング局
    ヒット習慣メーカーズ メンバー
    2017年 博報堂に入社。
    6年目のマーケターとして、社会の荒波に揉まれながら、新たな潮流をつくることを夢見て奮闘中。前髪のない大人っぽいヘアスタイルに憧れるものの似合わないのでできない童顔アラサーです。