ヒット習慣予報 vol.231『プロジェクター・イン・ライフ』
こんにちは。ヒット習慣メーカーズの永井です。
各地で猛暑が続くなか、お盆休みに入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。コロナも再び盛り上がりを見せている今、インドア気質な僕はさらなる居住環境の充実を図るべく、おしゃれな間接照明や観葉植物、最新家電を日夜スマホで調べ続ける多忙な毎日を送っています。そんな中、今一番気になっているものがありまして、それがプロジェクターです。「あぁ、数年前に流行ったホームプロジェクターね」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、単に部屋の壁に投影して映画鑑賞するだけではない、新たな使われ方の兆しが見え始めています。
実際、Googleトレンドで「プロジェクター」の検索動向を見ると、コロナ禍をきっかけに検索数は高まりを見せ、以降も定期的にスパイク(急上昇)を繰り返しています。コロナ禍以前と比較しても、全体的な注目度も高まっていることがうかがえます。
さらに調べてみると、当初は天井のシーリングライトと一体化したプロジェクターが人気の火付け役になったようですが、現在ではポケットサイズのプロジェクターも続々登場し、Z世代を中心にさまざまな使われ方がされているのがわかってきました。今回は、そんな今ドキな若者たちのプロジェクターのある暮らしを、「プロジェクター・イン・ライフ」と題して、ご紹介したいと思います。
まずは、「天井に映して瞑想」です。
ベッド上の天井に映像を投影して、寝ながら映画鑑賞するのは、多くの人が一度は憧れたことだと思いますが、今は、スマホのマインドフルネスアプリを組み合わせて、瞑想して入眠するアイテムとして使う生活者がSNSで散見されました。不眠大国と言われる日本ですが、あの手この手の一つとして、プロジェクターが活用されているようです。遠い昔、僕もプラネタリウム的なことを試し、まったくロマンチックにならなかった記憶があるのですが、デジタル環境が整った今、改めて挑戦したい気持ちになります。
次は、「キャンプ場で仲間とゲーム」です。
キャンプ場にて、テントとともに簡易スクリーンを設置し、プロジェクターに投影して仲間とゲームを楽しむのが、若者キャンパーたちの新定番になりました。もともと屋外パーティーなど庭先などでは使われてはいましたが、携帯可能な家庭用ゲーム機や大容量電源バッテリーの誕生により、今や山の中でも楽しめるようになりました。もちろん家の中でも楽しめるものですが、実践している友人に聞くと、野外で焚き火と夜風に吹かれながらやるゲームはまた格別らしいです笑
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北海道博報堂 / 博報堂生活者エクスペリエンスクリエイティブ局
ヒット習慣メーカーズ メンバー2018年北海道博報堂に入社し、2021年から博報堂生活者エクスペリエンスクリエイティブ局に複属。多拠点居住を夢見て、定期的に実家のある宮古島に帰りながら、北海道と東京を股にかけ、マーケティングとクリエイティブ、二足のわらじを履いた生活を送っている。