地方企業の生成AI活用の「一歩目」を後押しする──アンドデジタルのソリューション〈AIビジネス診断〉
アンドデジタル
生成AIを使って業務効率化やビジネスパフォーマンスの向上を目指す動きが加速しています。一方で、生成AIの有効性や具体的な活用法について試行錯誤している企業も少なくありません。生成AIの導入・活用の最初の「一歩目」を踏み出すことを支援したい──。そんな思いから生まれたソリューションが〈AIビジネス診断
企業が直面する生成AI活用の2つの課題──生成AIを活用するに当たって、現在企業が直面している課題にはどのようなものがありますか。 津田 大きく2つあります。1つは、生成AIをどう使っていいかわからないという課題です。生成AIでできることはたくさんあるらしい。では、わが社でそれをどのように使えばいい
「人手」を使うモデルにした理由とは──そのような課題を解決するために開発されたのが〈AIビジネス診断〉ですね。開発の流れをお聞かせいただけますか。 津田 おつき合いのあるクライアントから、生成AIについての質問や相談をいただくことが以前からよくありました。とくに多かったのが、生成AIの導入と活用の「
「診断」だけでは終わらないサービス──〈AIビジネス診断〉には、〈AIビジネス診断+(プラス)〉という上位サービスがあります。こちらについてもご説明ください。 津田 診断の結果、生成AIの導入と活用を進めるべきであることが明らかになったクライアントに、実際の生成AI活用法を学んでいただくためのサービ
働き手不足の解決策としての生成AI──これまでの活用事例についてお聞かせください。 津田 地方に本社を置く事業者に〈AIビジネス診断〉と〈AIビジネス診断+(プラス)〉をご提供したケースをご紹介します。このクライアントはそれ以前に業務で生成AIを使ったことがほとんどありませんでしたが、診断の結果、活
「進化を続けるAaaS。5年目の現在地と次なる革新への挑戦」vol.1 テレビCMの注視率を踏まえた新指標の可能性とは
博報堂DYグループは2020年から「テレビ×デジタル」の統合プラニングを支援するAaaS(Advertising as a Service)を掲げ、次世代の広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションに取り組んできました。広告の成果を「量」から「質」へと捉え直す動きが加速し、テレビと
「量的指標」に加え「質的指標」で広告効果を可視化する── はじめに、おふたりの自己紹介をお願いします。 畠山 新卒から約8年間金融系のシステム開発に従事し、2023年4月から博報堂テクノロジーズに入社しました。入社当初はデジタル広告領域で、CTR予測ツールの開発に携わっていましたが、2024年よりテレ
注視率データを活用したアテンションの算出ロジックにこだわった── UI(画面)でこだわった点や、広告主が直感的に状況を把握できるような工夫があれば教えてください。 畠山 ダッシュボードのUI上では通常のGRPとアテンションを加味したGRPを両者並べて比較できるようにしています。見た目はシンプルな設計で
注視率を加味したリーチと生活者データの組み合わせがプラニングの質を高める── この機能を使うことで、メディアプラニングは具体的にどのように変わるのでしょうか? 畠山 従来はGRPやリーチを中心としたメディアプラニングが主流でしたが、そこに注視率を加味したアテンションリーチをモニタリングできるのが大きな
アテンションリーチの活用でテレビCMの投資効果を最適化── この機能をどのような企業に活用してもらいたいですか? 荒木 これまでリーチやGRPなどの指標を重視してきたナショナルクライアントの方々にはもちろん活用していただきたいですし、それ以外でも、「単にリーチを見るだけでなく、広告の効果をより深く理解
あらゆる広告効果を定量化し、全てを統合する「Tele-Digi AaaS」の未来── AaaSが目指す広告の未来、そしてその中でメディアが担う役割について、最後にお考えをお聞かせください。 荒木 私たちは2人ともテレデジ領域を担当していますが、実際に計測できる媒体とそうでない媒体が存在します。テレビに関
マーケティングを革新する!企業の挑戦―データ×生活者発想で新たな価値をつくる、メディアとコミュニケーション
株式会社TBSテレビ
- 遠西 高幸氏
効果検証のカルチャーを根付かせるデータドリブンなプロモーションの未来テレビをはじめとするマスメディア、さらにデジタルからオフラインの店頭での行動までがデータでつながるようになった時代。メディア投資戦略にイノベーションを起こすような新たな取り組みが始まっています。本連載では企業側、メディア側、広告会社
PDCAスキームを構築 進化するテレビ局の“番宣”━━遠西さんはTBSテレビのプロモーション部でデジタル活用を推進しているそうですね。 遠西 TBSテレビのプロモーション部は、プロモーションのプランニングから実行までを担当する部門です。現在、デジタル広告にとどまらないデータの活
分断を超え、体験を変える─AI時代における人財育成と教育モデルの再設計
一般社団法人AICX
- 小澤 健祐
業界をリードするトップ人材と語り合うシリーズ対談「Human-Centered AI Insights」。今回は「AI時代における人財育成」をテーマに、企業におけるAIエージェントの実践的な活用を支援し、「分断を超え、体験を変える」社会の再設計に取り組む一般社団法人AICX協会代表理事である小澤 健祐氏と
AIとの出会い、理想と現実のギャップ 森 まずは、小澤さんの経歴や、現在一般社団法人AICX協会での取り組みについてお聞かせいただけますか。 小澤 高校時代に放送部に所属し、「孤独死」をテーマにしたドキュメンタリーを制作して全国大会に出場した経験から情報発信に関心を持ち、大学では新聞学を専攻しました
「作る側」と「使う側」の連携が鍵を握る 野田 生成AIの登場によって様々なアウトプットも出せるようになり、日常的な文書作成やコミュニケーションにも使っている例は多くなったと思いますが、 純粋な興味として、日頃から情報発信を多くされている小澤さんが「バズるワード」を生み出す際に意識されているコツのような
生成AI活用は人間の発達意識レベルで変わる 野田 生成AIの登場で「人が行っていた知的業務」をAIが代替し、さらにはビジネスモデルそのものを変革するほどのインパクトをもたらしています。これまで時間をかけて進めるしかなかったビジネストランスフォーメーションが、いきなり実現できてしまうわけですが、小澤さ
「ゼロから価値を生み出す創造性」が求められる 森 2025年4月に開催された国際学会「CHI(カイ)」では、マイクロソフトやガートナーの研究者たちによる論文が発表され、「生成AIの利用が人間の認知的努力(Cognitive Effort)を低下させる」ということが示されていました。生成AIを使えば使う
「脱100点満点主義」からの脱却が重要 野田 博報堂DYグループが開発した「CREATIVITY ENGINE BLOOM」は、AIと人の共創を前提にした統合マーケティングプラットフォームですが、大きく2つのコンセプトがあります。1つ目は、AIによる自動化・効率化で、過去の博報堂DYグループ独自の蓄積さ
複雑化するメディア環境に勝つ!~最新事例から学ぶデバイス統合プラニング~【セミナーレポート】
ネット結線TV(CTV)の普及、動画配信サービスの増加や地上波テレビの視聴率低下、さらに、スマートフォンやPCでの情報取得が一般的になるなど、メディア環境の複雑化が急速に進んでいます。こうした中、従来通りのプラニングでは、十分な効果を得るのが難しくなっているのが現状です。そこで、広告を取り巻くメディ
人口1万人の町で実現した先進的な住民サービスプラットフォーム「LoCoPiあさひまち」【富山県朝日町】
富山県朝日町役場
- 笹原 靖直氏
- 山崎 富士夫氏
- 住吉 嘉人氏
富山県朝日町と博報堂で、2020年から公共DXサービス開発・実装がスタートしています。朝日町の笹原靖直町長、山崎富士夫副町長、「みんなで未来!課」の住吉嘉人課長の3人をお招きし、昨年から始まったマイナンバーカードを活用した公共サービスパス「LoCoPiあさひまち」の取り組みと、同町における官民協業の
「SDV」が変える自動車産業のエコシステム 【Media Innovation Labレポート49】
Hakuhodo DY ONE
博報堂
2025年のCESにおける、NVIDIAのCEO、ジェンセン・フアン氏によるキーノートスピーチで重点的に取り上げられていたのが、車載用の半導体の話題でした。ソフトウェアによって継続的な自動車の進化を可能にするSDV(Software Defined Vehicle)の登場は、これからの自動車産業をどのよ
顧客の「アンバサダー化」を目指す新しいCRMモデル──大広〈CRMサクセスマップ〉
大広
クロスエム
- 中村 光輝
既存顧客の「ロイヤルカスタマー化」を目指すCRMの取り組みが盛んになっています。以前から企業のCRMの活動を支援してきた大広は、CRMの全体像を直感的に把握できる〈CRMサクセスマップ〉を開発し、企業のCRMの取り組みを支援する活動を強化しています。〈CRMサクセスマップ〉の概要と、「ロイヤルカスタ
対談!EC+【第19回】「購入後のEC体験」ってなに? 顧客をリピーターにするための新しい視点
Recustomer株式会社
- 辻野 翔大氏
博報堂DYベンチャーズ
博報堂プロダクツ
博報堂
博報堂DYグループのECプロフェッショナル集団「HAKUHODO EC+」が、外部の専門家を招いて、「これからのEC」について語り合う長期連載「対談!EC+」。今回は、商品購入後のコミュニケーションにフォーカスした事業を展開しているRecustomer株式会社の辻野翔大さんともに、「購入後CX(顧客体
急成長する東南アジアのマーケティング攻略法 【Media Innovation Labレポート48】
Hakuhodo DY ONE
博報堂DYメディアパートナーズ
約6億7000万人の人口と多様な文化を背景に、近年急速な成長を見せている東南アジア市場。その魅力やデジタルメディア環境の特徴、市場攻略のポイントまで、Hakuhodo DY ONEの上江洲雅人に、博報堂DYメディアパートナーズ イノベーションセンターの島野真が聞いていきます。■世界的に見ても急成長を遂げて

