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博報堂DYホールディングス、Preferred Networksと資本業務提携を合意
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博報堂DYホールディングス、Preferred Networksと資本業務提携を合意

-深層学習をはじめとする人工知能(AI)技術を活用したビジネス開発及び実社会への実装を目指す-

株式会社博報堂DYホールディングスは、深層学習をはじめとする人工知能(AI)技術を活用した新たなビジネス開発及び実社会への実装を目的として、株式会社Preferred Networksに出資し、戦略的に提携することで合意しました。

昨今、ディープラーニング(深層学習)を始めとするAI技術が目覚ましい発展を見せており、あらゆる産業に変革をもたらす革新的なテクノロジーとして世界的な注目を集めています。PFNは深層学習フレームワーク「Chainer®(チェイナー)」を独自開発するなど、AI技術の世界的なリーディングカンパニーとして、交通システム、製造業などのインダストリアル領域での実績が高く評価されています。また、クリエイティブ分野にAI技術を応用した線画自動着色サービス「PaintsChainer®(ペインツチェイナー)」を開発するなど、その活動範囲もひろがりつつあります。

一方、博報堂DYグループは、「生活者発想」を核に、課題発見力、プランニング力、クリエイティビティ、エグゼキューション力といった強みを駆使し、得意先・媒体社・コンテンツホルダーなどの様々な課題解決に努めています。さらに昨今、あらゆるマーケティング活動を計画・実行・管理する上での基盤となる「生活者データ・マネジメント・プラットフォーム」を構築し、統合マーケティングソリューションの更なる質の向上に取り組んでいます。

今後、両社は、PFNの有する深層学習技術を中心としたAI技術・実装力と、博報堂DYグループが有する広告、マーケティング、メディア、コンテンツ領域における知見ならびに、独自データを掛け合わせることにより、革新的なソリューションの開発及び実社会への実装を推進し、生活をより楽しく、より豊かにするイノベーションの実現を共に目指します。

なお、博報堂DYホールディングスは、グループ内の情報や人材を集約し、AI技術を活用した新規ビジネス開発を推進する「AIビジネス・クリエイションセンター」を新設しました。同センターのメンバーがコアとなり協働領域の検討などを推進していきます。

⇒発表リリースはこちら



【ご参考】

■株式会社Preferred Networksについて
IoTにフォーカスした深層学習技術のビジネス活用を目的に、2014年3月に創業。デバイスが生み出す膨大なデータを、ネットワークのエッジで分散協調的に処理する「エッジヘビーコンピューティング」を提唱し、交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアの3つの重点事業領域を中心に、様々な分野でイノベーションの実現を目指しています。トヨタ自動車株式会社、ファナック株式会社、国立がん研究センターなどの世界をリードする組織と協業し、先進的な取り組みを推進しています。
https://www.preferred-networks.jp/ja/

博報堂DYグループ「AIビジネス・クリエイションセンター」について
当組織は、博報堂DYグループの知見及び人材を集約し、AIを活用したビジネス開発を推進するための、グループ横断組織です。博報堂DYグループでは傘下の事業会社それぞれが、マーケティング領域でのAIの活用を進めて参りました。当組織ではこれらの動きや情報を集約するとともに、マーケティング、メディア・コンテンツ領域において、AIを活用したビジネス開発を積極的に推進していきます。
・センター長:青木 雅人
・人数:40人程度(設立時)

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